竹の丸 改修現場

ちょっと用事がありまして、竹の丸の改修現場へ行きました。
竹の丸は、数年前、LNで保存や活用を訴えてワークショップや個展などを開催したトコロです。
現在は、文化財の指定を受け、改修工事が進んでいます。
設計監理は、最近、親しくさせていただいている、増田千次郎さん。
↓掛川城の北にある竹の丸(旧松本家住宅)

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ちょっと現場を見学させていただきました。
この建物は、明治期から昭和初期にかけて数回の改修や増築を行っているので、大工の仕事が区画おきに少し違う部分があります。
特に、もともとあった主屋部分は、なかなか丁寧な仕事がしてあります。
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ちょっとわかりにくいですが、大引といわれる単なる床下の下地なのですが、わざわざ鯱栓(しゃちせん)で留めています。。「道具もなく、加工も大変な時代に、見えない部分にこんなことする職人は、京都の職人に違いない・・千次郎氏談」
確かにそうです。柱の貫穴も奥が深く彫ってあったり、屋根の複雑な収まりをぴたっと合わせている仕事は、おとなりの報徳社の小屋組みとはかなり差があります。
完成が楽しみです。
↓増築した屋根部分はなんと檜皮葺き(ひわだぶき)
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そういえば。ランキング忘れてました。
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古い家屋の傾きをローテクに直す!

小さな古民家の再生をやっています。
もともと家の傾きがあったようで、十年前位にアルミサッシにリフォームされてますが、建て起こしはしないで、斜めのまま、調整の枠を斜めにつくってサッシをとりつけていました。
その傾きは・・2メートルで約6センチ。。応急危険度判定や限界耐力計算(構造計算)で設定するギリギリのラインです・・・でもそれだけ傾いていても日本の家は倒れない・・とにかく傾きに強いのが日本の軸組の特徴である・・という証明でもあるのかも・・・。
さげふり

それでも、このまま使う・・というワケにもいきません。。
全体をジャッキアップするのが一番良いのですが、それには時間も予算もかかります。
そこで、すごくローテクですが、、単純に引っ張ってみることに・・・。
↓渡りアゴで小屋の梁の出ている部分にチェーンを引っ掛けて、ターンバックルで人力でまわします。。家屋を引っ張る

隣に広い駐車場があったので助かりました。できるかぎり引っ張り角度をゆるくしたいのです。。
↓引っ張りの根元はどうしてるかといいますと・・すいません。電柱を拝借いたしました。
電柱

さすがにこれだけで建て起こすのは難しいので、反対の押す側には、ジャッキをかい、引きと同時に押す作業も行いました。。家の中の建具はすべて外して、さあ、引け!
「ギリギリギリッ」という音とともに少しづつですが傾きが直っていきました。
だいく「おーいいよ。いいよ。あと3寸、いける・・」
6センチ(2寸)の傾きが半分に・・さらに逆側も建て起こし作業をすると、傾いていた柱がほぼ垂直に直りました!(スゴイ!)
ローテクで意外にできるものです。。電柱さんありがとう。
でも、日本の家屋ってもともとこんな風に、直せる・・ということが前提の造りなのだ・・と感じます。土壁やふすまなどの引き戸は、こんな時、大変便利です。。これにもし、開き戸ばかりだったら、取り外しと取り付けにかなり時間がかかります。。
昔は隣近所、皆で引っ張ったのでしょう。。ま。これでとりあえず、工事に入れます。。

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