2014.01.30

与作ツアー終了しました!

2014年1月25日(土)
「天竜TS匠の会」のきこり体験、与作ツアー 開催、終了いたしました。

参加のみなさま、ありがとうございました!!

約70名という、久々の大所帯で、どうなるコトかと思いましたが、、安全にできてホッとしています。

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いつも指導してくださる、ベテラン樵さんではなく、今回はいちばんの若手(榊原商店へ入社3年)地元天竜林業高校出身のHくんが頑張ってくれました!!

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なかなか上手に指導してくれました・・・が、ベテラン樵のKさん曰わく・・「まだまだだなぁ」・・さ、さすが、厳しい。。「素人が伐っていても、今どのあたり(チエーンソーの刃がどのあたりまで達しているか?)を伐っているのか・・自分ならそばにいるだけで分かるけど、自分で確認しないと分からないようではまだまだ・・」・・・ううん。さすが!

伐採の後は、いつもの「猪鍋」に、「アマゴ」。そして、今回は、新年初ということもあり・・
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・・・そう、「餅」も登場!!山の中で食すあつあつ餅もイイ!!

さて、月齢伐採(新月期伐採)も、シーズンはそろそろ終わり。与作ツアーは、次の秋、冬になります。

匠の会のイベントは、次回は、4月。「植林ツアー」を開催します。(2014年4月19日開催予定)
詳細は、またお知らせいたします。お楽しみに!

ココロ やました。

↓与作ツアーの様子や次回のお知らせは「匠の会」HP、FBでもお知らせいたします!

●匠の会ホームページ
http://ts-takumi.com/

●匠の会FB
https://www.facebook.com/ts.takumi



2008.05.15

月と伝統文化

本日は「月と伝統文化」というテーマでアトリエすぐ近くで講演がありました。
講師は「月と太陽の暦制作室」の志賀勝さん。志賀さんは「月と太陽の暦」を製作していて、月のリズムに合わせた旧暦生活を全国で薦めている方です。ワタシもこの旧暦カレンダーを持ってます。。(でも今年のはまだ持ってません。)
歴史ある、ギリシャや中国、エジプト、ユダヤ系民族は皆この旧暦をつかっていました。そして日本でも1200年の間ずっと使われてきた旧暦(太陰太陽暦)が今の(太陽暦)にかわって130年。
現在のいろいろな問題や文化の崩壊は、この太陽暦に変わったことが根本にあるのではないか・・・そう志賀さんはいいます。
月と伝統文化
今は、旧暦で決められている行事などを、そのまま新暦でつかっているので、無理がある。よく知られるのは、「五月雨をあつめてはやし・・・(芭蕉)」の五月雨(さみだれ)とは、現在の5月ではなく、旧暦5月のこと、、つまり6月の梅雨の雨のこと。そして五月晴れ(さつきばれ)とは、その梅雨のずっと暗い空の合間に、少しだけ見れる晴れ間のこと。。ですので、今見れる晴れの空は、五月晴れではないのです。。
そして、この梅雨というのは、昔の人にとっても大変なことで、この大変な梅雨時期を乗り越えよう!という意味で5月5日に「端午の節句」があり、そこで邪気を祓い、健康や無事を願った。。ということなのだそうです。しかし、今はその意味さえも良くわからず、本来は今の6月が菖蒲の咲く季節なのに、無理に5月にあわせて花屋さんにはハウスものが並んで、逆に6月には置いていない・・という矛盾。 月の暦(こよみ)が無くなってから、月のこと、自然の流れ、植物の成り立ちを知る人がいなくなってしまった。。今は太陽のことしかわからないが、昔は、太陽のことも月のこともよくわかっていた。。
↓講演をしてくださった志賀勝さん。高野山でも講演されている方です。
志賀勝さん

旧暦の季節は、春夏秋冬の4つではなく、24に分類され、さらにこれが細かく72項目に分かれていて、いつどんなものが生えるとか、いつ植えれば良いとか、細かく記述してあります。
とはいえ、新暦で生活をしているワケなので、旧暦にもどることはできませんが、もうひとつの時間の流れを知っていると、生活が豊かになります・・・・(志賀さん談)
本当にそう思います。
今は、太陽を拝む・・というのはあると思いますが、月を・・というのは無いような気がします。
「新月」とはその名のとおり「新しい月」。実は、月が肉眼で見え無い期間は2日間あり、三日月といわれる、三日目の月が「新月」ともいわれるそうです。しかし、ごく稀に、この2日目の月(二日月)を見ることができるのだそうです。
また、新月の前、28日目の明朝ちかくに、ごく細くなった月が、ぱっと消える瞬間、これも見ることができるそうです。この無くなる月に感謝し、新たな月を祝うというお祭りが各地にあったそうです。

今回の講演はホント良いお話でした。昔の暦。自分もちょっと調べてみようと思います。

志賀勝さんのホームページ。すばらしいです→こちら

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2007.12.25

新月伐採とは?

新月伐採とは・・
新月伐採とは、新月・・つまり「お月様」が無い時に木を伐採することです。今では伝説のように思われる事かもしれませんが、林業では、陰暦で「大犯土(おおつち)、小犯土(こつち)」の時期は木を伐ってはいけないと言われていたり、逆にその時期に草刈りをすると刈った草が早く腐る・・とか、竹を伐り出す時は9月の新月の日に伐るのが良い・・とか、昔から同じような事が行われています。
確かに、私の住む地域でも、地区の草刈り日は毎年そのあたりに決まっています。。しかし、ここ数十年の間に林業はもとより、建築業界、木材流通の中では、このことは、ほとんど忘れ去られてしまいました。安い輸入木材が普及し、その価格にあわせるように国内の木材市場価格が下がり、それまでように伐採時期などを考えて出荷していては山から木を出せば出すほど赤字なる・・という悪循環ができあがり、いつの間にか無くなってしまったのです。
↓新月伐採した木材を葉枯らししている山葉枯らしの山

環境意識が高まり、地球温暖化問題などで森林改善が問われ、多額の補助金が投じられる今でも、単に多く木を消費する事だけが着目されています。そして重油を使用した高温の乾燥機械の普及で、さらに伐採時期は関係なくなっています。
なぜ?新月伐採をするのか??なぜ、伐採時期が大事なのか?科学的な根拠や明確な答えはまだまだでていませんが、自然に木を乾燥させる「天然乾燥」の為に新月伐採は、必要不可欠なものになりつつあります。天然乾燥では、2年、3年と本当に永い期間、その木を管理しなくてはなりません。そうした時、新月伐採した木は、比較的、含水率が低いのでその後の乾燥にも有効だといいます。また、葉枯らし期間の山中での虫などの被害も少ないことなどから、新月伐採を積極的に取り入れて木材管理をしています。
天竜で行う「新月伐採」には、いくつかの条件があります。まず伐採は「伐り旬」と言われる9月~2月までの「冬季」に限定。木の成長期である、春、夏に伐採はしないのです。そしてその伐り旬の中でも特に「新月期」と言われる、満月から新月になるまでの2週間だけで伐採を行います。伐採された木は、「葉枯らし乾燥」を最低3ヶ月以上行ってはじめて山から下ろされ、その後最低6ヶ月以上は必ず天然乾燥をします。「冬季伐採」「新月期伐採」「葉枯らし乾燥」この三つの条件がそろった伐採木を「新月材」または「準新月材」として扱っています。ちょうど今、私が家造りに使っている新月材は2005年~2006年の伐採木です。約1年半~2年間の乾燥期間を経ていることになります。
伐採後の切り株

新月伐採やってます・・・というのは最近は良くみかけます。でも100%「新月材」をとりあつかっていて、フツーに取引できるところは、天竜TSドライシステムだけです。
新月伐採やってます・・というのは。。いつもやってるのか?たまにやってるのか?やったことがあるのか?これは、どこも怪しいところが多いです。
TSドライでは、徹底した管理とストックにより、いつでも木材出荷に対応できる体制になっています。

つづく・・。

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■大犯土(おおつち)小犯土(こつち)とは??
陰暦で、大犯土は、庚午(かのえうま)~丙子(ひのえね)までの1週間。小犯土は、戌寅(いぬとら)~甲申(きのえさる)までの1週間。易ではこの期間は土を犯すことは凶とされている。