2011.11.05
コンクリうち
菊川市の南の中心、旧小笠町の図書館の横に建設中の児童館。
普段は木造専門でやってるのですけど、今回は、木とコンクリートを合わせた混構造の建物です。

実は、この建物はひとつも四角い部屋がありません。。
六角形のモジュールを組み合わせた超変形のプランです。。施工の皆さんにはホントご苦労をおかけしてマス。
でも、今までにない、町の新たなシンボルをつくろう!とガンバってマス。
本日はコンクリートの強度試験でした。
住宅基礎ではほとんどやらないですが、公共建築ですから、きちんと記録&計測します。

コンクリート打ちにも沢山の人が働きます。
コンクリートを運ぶミキサーの人。ポンプのノズル先を持ってコンクリートを打つ人。。ポンプやアームを操作する人。入れたコンクリにバイブをかける人。。その後、コテでならす人。。汚れた鉄筋をブラシで落とす人。。型枠の様子を見ながら直す人。。今回試験したサンプルをとる人。。その他補佐する手伝いの人に、現場監督。。
総勢15人以上。。
コンクリートも木と同じように、とてもハンドメイドなモノなのです。
普段は木造専門でやってるのですけど、今回は、木とコンクリートを合わせた混構造の建物です。

実は、この建物はひとつも四角い部屋がありません。。
六角形のモジュールを組み合わせた超変形のプランです。。施工の皆さんにはホントご苦労をおかけしてマス。
でも、今までにない、町の新たなシンボルをつくろう!とガンバってマス。
本日はコンクリートの強度試験でした。
住宅基礎ではほとんどやらないですが、公共建築ですから、きちんと記録&計測します。

コンクリート打ちにも沢山の人が働きます。
コンクリートを運ぶミキサーの人。ポンプのノズル先を持ってコンクリートを打つ人。。ポンプやアームを操作する人。入れたコンクリにバイブをかける人。。その後、コテでならす人。。汚れた鉄筋をブラシで落とす人。。型枠の様子を見ながら直す人。。今回試験したサンプルをとる人。。その他補佐する手伝いの人に、現場監督。。
総勢15人以上。。
コンクリートも木と同じように、とてもハンドメイドなモノなのです。
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2010.08.04
民家生活とスプリンクラー
いやぁ。本当に今年の夏は 暑い!。

貧乏な設計事務所、未だ、クーラーなし。。
ココ(菊川堀之内)にきて2回の夏を、扇風機だけですごせた事で自信を持ち、今年も・・
と考えていましたが、いや、今年はなかなか手ごわい。。
民家は涼しい・・・とお考えの皆様も多いとは思います。
確かに、涼しい・・早朝の冷えた風を取り込み、日中は、厚い屋根と深い軒で日差しをさえぎる・・
そんな、とてもエコな仕組みでできた民家。
ただ、この高温環境は、民家で涼む・・・というレベルではなくなってきたなぁ・・と実感しています。
が、しかし、ここでクーラーというのも・・・もっとやれることはないか・・
とかんがえていたら、ちょうど先日、浜松市住吉の浄水場のイベントの時、「打ち水作戦」をやっていたのをおもいだしました。。

皆で水をまいて、気温を下げよう!!というイベントでした。
当日の気温は35度。
皆でバケツを持ち、一斉に水まき!。。。その瞬間、クーラーのようなスーっと涼しい風が・・確かに吹きました。。
実は、実際に記録される温度計の気温には全く反映されなかったのですが・・
これは試してみては・・と思った次第です。
製作時間、約5分・・・制作費、事務所にあったホースを使用したのでゼロ。
できました!水道ホースでつくったスプリンクラー。

↑スプリンクラーといっても、単にホースの先を針金でとめて、穴を何箇所か開けただけなんですけれど。。
これを外デッキと玄関先の土間にかけて置いて、放水!

見事にちょろちょろ、放水成功。
これを、日差しが強い時間帯は、水圧を上げ、水が霧状になるくらいの勢いで・・
他の時間は、本当に少しだけ、床が適度に濡れるくらいでやりましたところ・・あの「打ち水実験」で吹いた涼風が、事務所の中を・・・。
うん。これなら何とかいけるかも。。
プラス、窓スダレを増設したし。。
・・・とまあ。しばらくコレでがんばってみるか。。です。

貧乏な設計事務所、未だ、クーラーなし。。
ココ(菊川堀之内)にきて2回の夏を、扇風機だけですごせた事で自信を持ち、今年も・・
と考えていましたが、いや、今年はなかなか手ごわい。。
民家は涼しい・・・とお考えの皆様も多いとは思います。
確かに、涼しい・・早朝の冷えた風を取り込み、日中は、厚い屋根と深い軒で日差しをさえぎる・・
そんな、とてもエコな仕組みでできた民家。
ただ、この高温環境は、民家で涼む・・・というレベルではなくなってきたなぁ・・と実感しています。
が、しかし、ここでクーラーというのも・・・もっとやれることはないか・・
とかんがえていたら、ちょうど先日、浜松市住吉の浄水場のイベントの時、「打ち水作戦」をやっていたのをおもいだしました。。

皆で水をまいて、気温を下げよう!!というイベントでした。
当日の気温は35度。
皆でバケツを持ち、一斉に水まき!。。。その瞬間、クーラーのようなスーっと涼しい風が・・確かに吹きました。。
実は、実際に記録される温度計の気温には全く反映されなかったのですが・・
これは試してみては・・と思った次第です。
製作時間、約5分・・・制作費、事務所にあったホースを使用したのでゼロ。
できました!水道ホースでつくったスプリンクラー。

↑スプリンクラーといっても、単にホースの先を針金でとめて、穴を何箇所か開けただけなんですけれど。。
これを外デッキと玄関先の土間にかけて置いて、放水!

見事にちょろちょろ、放水成功。
これを、日差しが強い時間帯は、水圧を上げ、水が霧状になるくらいの勢いで・・
他の時間は、本当に少しだけ、床が適度に濡れるくらいでやりましたところ・・あの「打ち水実験」で吹いた涼風が、事務所の中を・・・。
うん。これなら何とかいけるかも。。
プラス、窓スダレを増設したし。。
・・・とまあ。しばらくコレでがんばってみるか。。です。
2010.07.28
帰ってきたPC
ある方が、言ってました。。ブログは元気のバロメーターだと。
いやそのとおり。そのときの心や体の様子で、書く内容がかわってきます。
ブログが止まって2ヶ月。。ご心配をおかけしました皆様、ごめんなさい。
確かに、忙しくって。。というトコロもあったのですが、
↓こんなコトがありました。。
6月にはいって、メインPCの調子が悪いなぁああと思っていたら。。
突然電源が切れる!ということが頻繁に。。
「こ・・これはマズイ。」と、サブPCに主なデータを移行して、様子をみることに。。
といっているウチにさらに症状は悪化。
何もしていなくても、ブチッと電源が切れる・・・もう恐怖でPCを使えない。。
「よし。仕方ない。修理にだそう!と準備していると・・・」
どーもデータ移行したもうひとつのPCも、不安定に。。
「えっ? まさかオマエもか?!」
との呼びかけも虚しく・・・同じ現象がはじまったのです。
・・・まだメールバックアップとってなかった・・涙。。
ともかく、ハードディスクの損傷では無いハズ。
修理に出せば、無事かえってくる可能性も・・・。
と淡い期待を持ちながら、2台とも、メーカーへ修理に出しました。
待つこと3週間。やっと帰ってきたPCくん。

どうかなぁあ。。とスイッチ押したら。。ああ。。やっぱり。。涙。
見事に、2台とも、データ消去されて、新品同様に生まれ変わってました。。ハハ(笑)。
といってそんな、落ちこんどる場合ではありません。
メールなどのデータはあきらめて、主なデータの復旧と、プログラムのインストールを終え、
やっと本日となりました。。
そしてできなかたった作業を消化する今日このごろでございます。
・・・PCが止まっているうちにいろんなことがありました。。参議院選挙で民主党敗退からはじまり、、こころ庵のホームページが開設されていたり、新井さんのブログがはじまっていたり、、伊久美二俣の西野さんのブログが引越ししていたり。。そして梅雨明け。。セミの合唱。。猛暑。。汗。。
ついでに、水泳で、ウチの次男が西武大会出場。高1の長男が、東海大会出場!がしかし、インターハイは惜しくも逃し、沖縄行きの飛行機の切符をキャンセル。。そして、昨日は地元、常葉菊川高校が静岡県大会決勝で敗れました。。何かとても、すごい夏。 忙しい夏。です。
ということで。無理をせず。。ブログ再開。
いやそのとおり。そのときの心や体の様子で、書く内容がかわってきます。
ブログが止まって2ヶ月。。ご心配をおかけしました皆様、ごめんなさい。
確かに、忙しくって。。というトコロもあったのですが、
↓こんなコトがありました。。
6月にはいって、メインPCの調子が悪いなぁああと思っていたら。。
突然電源が切れる!ということが頻繁に。。
「こ・・これはマズイ。」と、サブPCに主なデータを移行して、様子をみることに。。
といっているウチにさらに症状は悪化。
何もしていなくても、ブチッと電源が切れる・・・もう恐怖でPCを使えない。。
「よし。仕方ない。修理にだそう!と準備していると・・・」
どーもデータ移行したもうひとつのPCも、不安定に。。
「えっ? まさかオマエもか?!」
との呼びかけも虚しく・・・同じ現象がはじまったのです。
・・・まだメールバックアップとってなかった・・涙。。
ともかく、ハードディスクの損傷では無いハズ。
修理に出せば、無事かえってくる可能性も・・・。
と淡い期待を持ちながら、2台とも、メーカーへ修理に出しました。
待つこと3週間。やっと帰ってきたPCくん。

どうかなぁあ。。とスイッチ押したら。。ああ。。やっぱり。。涙。
見事に、2台とも、データ消去されて、新品同様に生まれ変わってました。。ハハ(笑)。
といってそんな、落ちこんどる場合ではありません。
メールなどのデータはあきらめて、主なデータの復旧と、プログラムのインストールを終え、
やっと本日となりました。。
そしてできなかたった作業を消化する今日このごろでございます。
・・・PCが止まっているうちにいろんなことがありました。。参議院選挙で民主党敗退からはじまり、、こころ庵のホームページが開設されていたり、新井さんのブログがはじまっていたり、、伊久美二俣の西野さんのブログが引越ししていたり。。そして梅雨明け。。セミの合唱。。猛暑。。汗。。
ついでに、水泳で、ウチの次男が西武大会出場。高1の長男が、東海大会出場!がしかし、インターハイは惜しくも逃し、沖縄行きの飛行機の切符をキャンセル。。そして、昨日は地元、常葉菊川高校が静岡県大会決勝で敗れました。。何かとても、すごい夏。 忙しい夏。です。
ということで。無理をせず。。ブログ再開。
2010.05.13
田植え完了

我が家の田植えが完了しました。
…といいましてもボクがやったのではなくオヤジどのです。
今年も知らないウチに終わってました。
そろそろ引継しとかないとな…と思うのですが…。
なんやかんや言っても、この豊かな田畑は、なくしちゃいかん…と思います。
今年もあの鳥がウチの田んぼに来ていました。
こころ庵の新井夫妻が、去年見つけて、二人でほくほくしてたヤツです。
なんと言ったか…。
それにしても、今年は風がいつもと違います。。
今年もよいお米がとれますように…。
2010.05.07
虹の二重まる

今日の夕日はスゴイです。
小雨と夕日の相乗効果。
幻想的な虹がでています。
よく見ると、虹の外にもうひとつの虹が。。
写メでみえるかな??
やっぱ自然に感謝ですな。。
2010.05.06
皆さんに感謝
「捨てないバザー」は終了しました。。
大変な数日間でした。
特に昨日は・・朝8時からウチの電話が鳴り・・
「新聞見て、今、古民家のところにいるのだけど、いつ開けます??」
という内容。。
「え?もう現場に??10時からですけど。。」
「もうみんな、並んでるんだけど、もうちょっと早くならない??何時にあくのかわからなかったから。。」
「あ。。はい。。とにかく、そっちにいきます。。」
現場に行ってみると、もうすでに10~20人ほどが、門の前に。。
静岡新聞さんに記事として取り上げられたので、それを見た皆さんがいらっしゃった様子。。
それにしても、記事にでたのは今朝。自分も記事を確かめる間もなく。。という具合でした。
記事だけでは、今回の趣旨が伝わりにくかったらしく、
骨董市や一般のバザーと思って来ている人たちが・・・。
ホームページやブログ、電話等で少し確かめれば、わかると思うのですが・・。
もうその前に、行ってしまう。。という行動力。
「団塊の世代」といわれる皆さんのパワーに圧倒された一日でした。
遠くからいらしてくださった方もありました。ありがとうございました!
新聞には、たまにですが、掲載していただく機会は、過去ありました・・が、
このようなコトは、今までありませんでした。
きっといろんなコトが重なった・・と思う部分もありますが、
「古民家」や「古いモノ」に対する、我々と違った感覚を感じました。
それは・・親しむ・・懐かしむ・・楽しむ・・というのではなく・・別の。
(きっとソレもあるのでしょうけれど・・)
これはまさに「物欲」による行動。
モノが無い時代、お金が無い時代を生き抜いた皆さんの「ハングリー精神」なのかもしれないですが・・。
ボクは、毎朝、ご先祖さまがいる仏壇と、神棚に、手を合わせてから家を出ます。(笑われるかも・・)
その理由はふたつ。 ひとつは、今の自分、弱い自分、ダメな自分の支えの為に。。
もうひとつは、感謝。ご先祖さまあっての家族や自分、自然界あっての自分、皆があって自分がいられる感謝。
いただきます。。のとき、手をあわせるのは、その食べ物に使われた生き物たちへの感謝と供養の為・・といいます。
申し訳ないのですが・・・「物欲行動」からこの「感謝」を感じ取ることは難しいかなぁ。。と思いました。
人を進歩させるのも「欲」ですが・その逆もあるような気がしてしまいました。
でもとにかく、いろいろ勉強になました。。。
いろんなコトひっくるめて、、感謝です。
特にこころ庵、新井夫妻には、ずっとお手伝いいただきました。。ありがとう!!
「こころ庵・ささゆりさんのブログ」でバザーの様子が載ってます。。
↑自分は、いろいろで、写真、あまりとれなかったので、こちらをみてください。

↑こころ庵、ささゆりさんの後姿が、愛猫「チョビ」の後姿に、似てると感じるのはボクだけでしょうか・・。
さすが・・古民家にもシックリくる感じします。
大変な数日間でした。
特に昨日は・・朝8時からウチの電話が鳴り・・
「新聞見て、今、古民家のところにいるのだけど、いつ開けます??」
という内容。。
「え?もう現場に??10時からですけど。。」
「もうみんな、並んでるんだけど、もうちょっと早くならない??何時にあくのかわからなかったから。。」
「あ。。はい。。とにかく、そっちにいきます。。」
現場に行ってみると、もうすでに10~20人ほどが、門の前に。。
静岡新聞さんに記事として取り上げられたので、それを見た皆さんがいらっしゃった様子。。
それにしても、記事にでたのは今朝。自分も記事を確かめる間もなく。。という具合でした。
記事だけでは、今回の趣旨が伝わりにくかったらしく、
骨董市や一般のバザーと思って来ている人たちが・・・。
ホームページやブログ、電話等で少し確かめれば、わかると思うのですが・・。
もうその前に、行ってしまう。。という行動力。
「団塊の世代」といわれる皆さんのパワーに圧倒された一日でした。
遠くからいらしてくださった方もありました。ありがとうございました!
新聞には、たまにですが、掲載していただく機会は、過去ありました・・が、
このようなコトは、今までありませんでした。
きっといろんなコトが重なった・・と思う部分もありますが、
「古民家」や「古いモノ」に対する、我々と違った感覚を感じました。
それは・・親しむ・・懐かしむ・・楽しむ・・というのではなく・・別の。
(きっとソレもあるのでしょうけれど・・)
これはまさに「物欲」による行動。
モノが無い時代、お金が無い時代を生き抜いた皆さんの「ハングリー精神」なのかもしれないですが・・。
ボクは、毎朝、ご先祖さまがいる仏壇と、神棚に、手を合わせてから家を出ます。(笑われるかも・・)
その理由はふたつ。 ひとつは、今の自分、弱い自分、ダメな自分の支えの為に。。
もうひとつは、感謝。ご先祖さまあっての家族や自分、自然界あっての自分、皆があって自分がいられる感謝。
いただきます。。のとき、手をあわせるのは、その食べ物に使われた生き物たちへの感謝と供養の為・・といいます。
申し訳ないのですが・・・「物欲行動」からこの「感謝」を感じ取ることは難しいかなぁ。。と思いました。
人を進歩させるのも「欲」ですが・その逆もあるような気がしてしまいました。
でもとにかく、いろいろ勉強になました。。。
いろんなコトひっくるめて、、感謝です。
特にこころ庵、新井夫妻には、ずっとお手伝いいただきました。。ありがとう!!
「こころ庵・ささゆりさんのブログ」でバザーの様子が載ってます。。
↑自分は、いろいろで、写真、あまりとれなかったので、こちらをみてください。

↑こころ庵、ささゆりさんの後姿が、愛猫「チョビ」の後姿に、似てると感じるのはボクだけでしょうか・・。
さすが・・古民家にもシックリくる感じします。
2010.04.13
耐震診断の落とし穴とJR料金の不思議
先日、名古屋でボクが使っている、耐震診断のソフトを販売している会社の講習会がありました。
「耐震診断」は、静岡で言えば、TOUKAI-0(トウカイゼロ)という県の補助事業の中に含まれていまして、
当初は、静岡県独自の計算方法や計算ソフトでやっていたのですが、木造住宅の耐震診断というコトが全国に普及した現在は、「日本建築防災協会」で発行されたマニュアルに沿って行います。
その計算ソフトも、協会で認定されたものを使うことになっています。
認定されたものだけ・・というのも、個人や小さい会社などの工夫や発展、アイデアなどが繁栄しにくくなるので、あまりしっくりこないのですが、ココの会社は、様々なシュミレーションや、新たな取り組みを行っていて、好感が持てます。
↓やってきました。名古屋。ほとんどこのタワーのまわりしか知りませんが・・。

今年の1/14の朝日新聞の夕刊記事にこんなコトが載ったそうです。
「精密診断より一般診断の方が、甘い診断となる!?」
これは、どうゆうことかと申しますと・・・
耐震診断には、大まかに3段階のレベルがありまして、簡単&低コスト順にならべますと・・
1:わが家の耐震診断(無料:家の持ち主や素人でも簡単な診断ができるYES・NO形式のもの)
2:専門家診断「一般診断」(無料:建築士が簡単な調査をする。その費用は市や県が負担する。)
3:専門家診断「精密診断」(15~20万程度:建築士が詳細な調査する。補助申請をすれば、1/2~1/3程度、市や県が補助金を交付してくれる)
1は、あくまで診断というより、その次に進むかどうかの判断程度のもの。
実際に補強工事をする場合は、「専門家診断」が必要になってきます。
この専門家診断の場合、2の一般診断は、3の精密診断の予備診断のような位置づけで、どこを補強すればよいか?のアタリをつけるような診断となります。ですので、3の精密診断より、安全率をとってある為、診断的としては精密診断より厳しい結果となる・・という説明がされています。我々、建築士の中でもそのような認識でした。
しかし、
この耐震ソフト会社が、独自にサンプル調査を行ったところ・・
60%以上の事例で、精密診断より一般診断の方が甘い診断となる・・という結果になったというのです。
これは、木造住宅が実に様々な形状や寸法でできていて、この安全率だけではその多種多様な要素を吸収しきれていない・・・というコトのようです。
仮に、一般診断で「倒壊しない」と判定されていた家でも「精密診断」で「倒壊の恐れがある」になる可能性がある!ということになります。
一般診断は無料ですから、皆さんは気軽に受けられますが、精密診断はユーザー負担がありますので、もし一般診断で「倒壊しない」と診断されれば、わざわざお金を払って、精密診断をして確かめたりはしません。
一般診断をされた方で、評点が1.0に近い診断の場合は、精密診断をすることをオススメします。
・・・ということで、行政やソフトに頼ってばかりではダメで、最終的には専門家である我々の経験や現場感覚を踏まえた上で、総合的に判断する!というコトが大事だと思いました。
やっぱり木造は、奥が深い!!
↓講習の帰りに見つけたモニュメント。カワイイですよね。。
同じ形のモノが、地元菊川駅にもあるのですが・・・どうしてこんなにちがうのか?センスの差だなぁ。。

さて、全く関係ないお話ですが・・・帰りの電車で気がついたコト。それは・・電車の料金。
名古屋から菊川駅までは、普通列車で¥2520かかります。
ですが、途中の浜松で一度改札を出て、切符を買いなおし、菊川まで行くと・・ソチラの方が安いのです!
えっ? と思われる方、試してみてください。
ちなみに・・名古屋→浜松が¥1890で浜松→菊川が¥570で合計¥2460で、¥60円安い!
一般的には、途中で降りると料金が高くなる・・といわれますが、そうではないのです。
面白い・・と思って、調べましたら・・逆方向の東京→菊川間でも同じ現象が・・。
しかも、小田原で一度降りると何と¥230も安いのです。
これは同じ地域を競合する私鉄などがある場合は、単純に距離の料金ではなく、割安となっているのでは・・??
調べれば、もっとあるかもしれませんね。。
普段、当たり前と思っているコト。実はよーく考えたり、調べたりすると違うことがあるモノだ・・と感じた1日でした。
「耐震診断」は、静岡で言えば、TOUKAI-0(トウカイゼロ)という県の補助事業の中に含まれていまして、
当初は、静岡県独自の計算方法や計算ソフトでやっていたのですが、木造住宅の耐震診断というコトが全国に普及した現在は、「日本建築防災協会」で発行されたマニュアルに沿って行います。
その計算ソフトも、協会で認定されたものを使うことになっています。
認定されたものだけ・・というのも、個人や小さい会社などの工夫や発展、アイデアなどが繁栄しにくくなるので、あまりしっくりこないのですが、ココの会社は、様々なシュミレーションや、新たな取り組みを行っていて、好感が持てます。
↓やってきました。名古屋。ほとんどこのタワーのまわりしか知りませんが・・。

今年の1/14の朝日新聞の夕刊記事にこんなコトが載ったそうです。
「精密診断より一般診断の方が、甘い診断となる!?」
これは、どうゆうことかと申しますと・・・
耐震診断には、大まかに3段階のレベルがありまして、簡単&低コスト順にならべますと・・
1:わが家の耐震診断(無料:家の持ち主や素人でも簡単な診断ができるYES・NO形式のもの)
2:専門家診断「一般診断」(無料:建築士が簡単な調査をする。その費用は市や県が負担する。)
3:専門家診断「精密診断」(15~20万程度:建築士が詳細な調査する。補助申請をすれば、1/2~1/3程度、市や県が補助金を交付してくれる)
1は、あくまで診断というより、その次に進むかどうかの判断程度のもの。
実際に補強工事をする場合は、「専門家診断」が必要になってきます。
この専門家診断の場合、2の一般診断は、3の精密診断の予備診断のような位置づけで、どこを補強すればよいか?のアタリをつけるような診断となります。ですので、3の精密診断より、安全率をとってある為、診断的としては精密診断より厳しい結果となる・・という説明がされています。我々、建築士の中でもそのような認識でした。
しかし、
この耐震ソフト会社が、独自にサンプル調査を行ったところ・・
60%以上の事例で、精密診断より一般診断の方が甘い診断となる・・という結果になったというのです。
これは、木造住宅が実に様々な形状や寸法でできていて、この安全率だけではその多種多様な要素を吸収しきれていない・・・というコトのようです。
仮に、一般診断で「倒壊しない」と判定されていた家でも「精密診断」で「倒壊の恐れがある」になる可能性がある!ということになります。
一般診断は無料ですから、皆さんは気軽に受けられますが、精密診断はユーザー負担がありますので、もし一般診断で「倒壊しない」と診断されれば、わざわざお金を払って、精密診断をして確かめたりはしません。
一般診断をされた方で、評点が1.0に近い診断の場合は、精密診断をすることをオススメします。
・・・ということで、行政やソフトに頼ってばかりではダメで、最終的には専門家である我々の経験や現場感覚を踏まえた上で、総合的に判断する!というコトが大事だと思いました。
やっぱり木造は、奥が深い!!
↓講習の帰りに見つけたモニュメント。カワイイですよね。。
同じ形のモノが、地元菊川駅にもあるのですが・・・どうしてこんなにちがうのか?センスの差だなぁ。。

さて、全く関係ないお話ですが・・・帰りの電車で気がついたコト。それは・・電車の料金。
名古屋から菊川駅までは、普通列車で¥2520かかります。
ですが、途中の浜松で一度改札を出て、切符を買いなおし、菊川まで行くと・・ソチラの方が安いのです!
えっ? と思われる方、試してみてください。
ちなみに・・名古屋→浜松が¥1890で浜松→菊川が¥570で合計¥2460で、¥60円安い!
一般的には、途中で降りると料金が高くなる・・といわれますが、そうではないのです。
面白い・・と思って、調べましたら・・逆方向の東京→菊川間でも同じ現象が・・。
しかも、小田原で一度降りると何と¥230も安いのです。
これは同じ地域を競合する私鉄などがある場合は、単純に距離の料金ではなく、割安となっているのでは・・??
調べれば、もっとあるかもしれませんね。。
普段、当たり前と思っているコト。実はよーく考えたり、調べたりすると違うことがあるモノだ・・と感じた1日でした。
2010.04.08
スタート
今週は、何かとあわただしい日々です。
次男と長男の新生活がはじまりました。

自営業のボクには、4月というのは、会社や学校に関係のある皆さんに比べれば・・
毎年、気がついたら・・すぎていた。。パターンがほとんどでしたが、
今年は、ボクの生活自体も変わらなければならないので、いやおうにも新しい季節が来たなぁ。。
と感じます。
新しい季節・・学生のときは、何かワクワクしたものです。
今週は、日本人宇宙飛行士、山崎直子さんがスペースシャトルで宇宙に行って・・若田さんとご対面。
これも、かなりワクワクするお話です。
山崎さんとはひとつ違い・・同年代のボクの産まれたのは、アポロが月面着陸した年。
「ポルノグラフティ」が、
「♪ボ-クらが産まれてくる、ずっとずっと前にはもう・・アポロ11号は月へ行ったってゆうのに・・」
って歌ってるのを聞いて。。「エッ?そんなに前じゃないだろ!!」と思わず言ってしまった年代。。
宇宙にあこがれる日々でした。。
実際に行ってしまう彼女はホントにスゴイ!!!
小学校のときの自分のなりたい職業に「宇宙飛行士」が入っていたのを思い出します。。
山崎さんのニュースをまじまじ見てると、ふと、オフクロにリサイクルされそうになる所を、
危うく助け出した本があったことに気がつきました。
↓これが、小学校のとき何回も読んで、ワクワクしてた本

自分の中の宇宙に関する知識の80%はこの本の内容だといっても過言ではありません。。
今は、月にも火星にも、土星や木星にも、探査機が行ってますのでいろいろとわかってきてますけれど、
昔は、火星に生物がいると思ってましたからね。。いや、まだわかりませんが。。
↓この本の中に、昔の人が考えた火星人の想像図がありました。

今は、こんなん見せたら笑われますけど、当時はね。。いや、まだわかりませんよ。。
ウチのジュニアどもが、ボクの歳になるころには、旅行とか行けるのかな・・
スペースコロニーは、果たして自分が生きている間に見れるのだろうか・・・
ワクワクは、つづく。
次男と長男の新生活がはじまりました。

自営業のボクには、4月というのは、会社や学校に関係のある皆さんに比べれば・・
毎年、気がついたら・・すぎていた。。パターンがほとんどでしたが、
今年は、ボクの生活自体も変わらなければならないので、いやおうにも新しい季節が来たなぁ。。
と感じます。
新しい季節・・学生のときは、何かワクワクしたものです。
今週は、日本人宇宙飛行士、山崎直子さんがスペースシャトルで宇宙に行って・・若田さんとご対面。
これも、かなりワクワクするお話です。
山崎さんとはひとつ違い・・同年代のボクの産まれたのは、アポロが月面着陸した年。
「ポルノグラフティ」が、
「♪ボ-クらが産まれてくる、ずっとずっと前にはもう・・アポロ11号は月へ行ったってゆうのに・・」
って歌ってるのを聞いて。。「エッ?そんなに前じゃないだろ!!」と思わず言ってしまった年代。。
宇宙にあこがれる日々でした。。
実際に行ってしまう彼女はホントにスゴイ!!!
小学校のときの自分のなりたい職業に「宇宙飛行士」が入っていたのを思い出します。。
山崎さんのニュースをまじまじ見てると、ふと、オフクロにリサイクルされそうになる所を、
危うく助け出した本があったことに気がつきました。
↓これが、小学校のとき何回も読んで、ワクワクしてた本

自分の中の宇宙に関する知識の80%はこの本の内容だといっても過言ではありません。。
今は、月にも火星にも、土星や木星にも、探査機が行ってますのでいろいろとわかってきてますけれど、
昔は、火星に生物がいると思ってましたからね。。いや、まだわかりませんが。。
↓この本の中に、昔の人が考えた火星人の想像図がありました。

今は、こんなん見せたら笑われますけど、当時はね。。いや、まだわかりませんよ。。
ウチのジュニアどもが、ボクの歳になるころには、旅行とか行けるのかな・・
スペースコロニーは、果たして自分が生きている間に見れるのだろうか・・・
ワクワクは、つづく。
2010.04.01
建築知識4月号「つぶやき列島」
建築知識の4月号(エクスナレッジ発行)
の新コーナー「つぶやき日本列島」に、ほんのちょっとだけですが・・
僕の原稿が掲載されました。
※ P142です。

つぶやき・・ですから、文としてはとても短いのですが・・
実際はとてもそれだけでは表せないホド、面白く?大変なものでした。
↓こんなことが・・あったのです。

ともかく、只今、全国の書店にて発売中ですので、ぜひ、ご覧になってください。
今回の冊子内容は、土地について・・。
土地の調べ方や概要、相続のことなどとてもわかり易く書かれています。オススメです。
↓エクスナレッジさんのHPでも購入できます。
http://www.xknowledge.co.jp/book/detail/34291004
本には載ってない、詳しいお話は、また機会をみて、このブログでご紹介します。
の新コーナー「つぶやき日本列島」に、ほんのちょっとだけですが・・
僕の原稿が掲載されました。
※ P142です。

つぶやき・・ですから、文としてはとても短いのですが・・
実際はとてもそれだけでは表せないホド、面白く?大変なものでした。
↓こんなことが・・あったのです。

ともかく、只今、全国の書店にて発売中ですので、ぜひ、ご覧になってください。
今回の冊子内容は、土地について・・。
土地の調べ方や概要、相続のことなどとてもわかり易く書かれています。オススメです。
↓エクスナレッジさんのHPでも購入できます。
http://www.xknowledge.co.jp/book/detail/34291004
本には載ってない、詳しいお話は、また機会をみて、このブログでご紹介します。
2010.03.23
3/21の出来事・・くすりん祭り
3月21日(日)は、朝からすごい天気でした。
えっ霧?
と思うようなスモッグ・・・黄砂です。
でも、前の晩の、雷雨や強い風は、おさまっていました。
自宅から徒歩2分・・昨年、あたらしくできたコミュニティーセンター「くすりん」
の完成1周年イベント(くすりん祭り)が行われました。
顔なじみの地元の皆さんが、いろんな発表をしたり、やきそばやトン汁などの露店をだしたり、
消防団が消防車を出したり、地元パワー盛りだくさんのイベントでした。
ワタクシも、仕事で書いたものではありますが、
プランニングや提案のとき描いた、スケッチの原本を展示しました。

そういえば、昔はこんな地域イベント、花火大会とか、町民体育大会とか、
すごく小さい単位でやってました。みんな知り合い・・みんなで協力・・
市町村合併して、そんな年間行事がなくなり、
地域皆が集まるのは、お祭りだけになってしまいました。
そうなると、合併ってホントに良かったのか??と思ってしまいます。
こんな小さなコミュニティーの集合が、日本の社会をつくっている。
その小さいコトの良さをもう一度見つめなおしていく時代になったのかもしれません。
今から、来年の「くすりん祭り」が楽しみです。
えっ霧?
と思うようなスモッグ・・・黄砂です。
でも、前の晩の、雷雨や強い風は、おさまっていました。
自宅から徒歩2分・・昨年、あたらしくできたコミュニティーセンター「くすりん」
の完成1周年イベント(くすりん祭り)が行われました。
顔なじみの地元の皆さんが、いろんな発表をしたり、やきそばやトン汁などの露店をだしたり、
消防団が消防車を出したり、地元パワー盛りだくさんのイベントでした。
ワタクシも、仕事で書いたものではありますが、
プランニングや提案のとき描いた、スケッチの原本を展示しました。

そういえば、昔はこんな地域イベント、花火大会とか、町民体育大会とか、
すごく小さい単位でやってました。みんな知り合い・・みんなで協力・・
市町村合併して、そんな年間行事がなくなり、
地域皆が集まるのは、お祭りだけになってしまいました。
そうなると、合併ってホントに良かったのか??と思ってしまいます。
こんな小さなコミュニティーの集合が、日本の社会をつくっている。
その小さいコトの良さをもう一度見つめなおしていく時代になったのかもしれません。
今から、来年の「くすりん祭り」が楽しみです。