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2007.11.29

日本の木で造る日本の家 「日本の木、山は今・・。」

日本の木、山は今・・・。

石油価格高騰の影響や地球温暖化対策などで今注目されている日本の森林。
戦後植林した山を中心に、手入れをされなくなった山の荒廃が問題になっています。
「日本の木を使った家」を造ろう!という活動の発端はこの植林した木を使うことにあります。
まず「良い木の家」ができるには・・「良い山」ができることから・・はじまります。。
ちょうど20年ほど前にその植林した木の間伐材を利用しよう・・という動きがありました。しかし、バブル経済と住宅メーカー台頭の背景の中で、安い外国産材の輸入がどんどん進みました。間伐材や国産木材を使おうなどというのは論外とされ、結局整備されずにほったらかしにされ、現在の荒廃を招いています。
もともと、植林した時は間伐した材もある程度売れることを期待して、それにより山の整備をしようと考えていたいた山主も、間伐材が売れず、輸入材流入で主伐材の単価も下がった為、山をそのままにしてしまいました。
そしてこの20年の間に日本の木材生産と流通のシステムは崩壊してしまいました。そればかりか20年間で日本の林業は他の国よりもすっかり遅れてしまったのです。
↓手入れがされず、荒廃した暗い山
荒廃した山

 20年前は、ヨーロッパの林業も今の日本のような問題を抱えていましたが、今はヨーロッパの林業は進み、日本はそのヨーロッパから木を買っている状態です。ですが、世界的に見れば・・日本は大変な森林王国なのです。流通しているロシアなどは国土の約50%弱、カナダやアメリカは約30%強、建設ラッシュの中国にいたっては20%強の森林率です。それに対し、日本の森林率は約70%弱もあります。まさに国土のほとんどに木が生えていると言って良いでしょう。にもかかわらず、日本の木材利用を見ると日本の木材自給率は、約20%ほどしかありません。しかし、最近になって輸入材の価格が上がりはじめました。石油高騰による輸送コストの増加や熱帯雨林地域の伐採制限の関係が原因と思われます。平成17年にはホワイトウッドの価格が杉の柱材の価格より高値になりました。ですので国産材をもう一度。。の気運が高まっているのは事実でしょう。
しかし、輸入材を主体とした価格での売り買いや、輸入材と同じような使い方をしていては、ただ無駄に日本の木を使うだけになってしまい、「良い山」を造ることにはなりません。実際、輸入材と価格が逆転したとしても、まだまだ木材市場の価格は低く、山の再生にかけるお金にはなりません。むしろ、価格が下がったままの状態で、国産木材の需要がどんどん増えてゆくことは、今は良いかもしれませんが、資源であるべき日本の森林を継続することができなくなる可能性が多大にあります。既にもう遅いところもあるのです。
ですから、国産材を使うのでしたら、その使い方(昔のようにロングスパンで家を考え、木を育てる)、流通の仕方(市場価格の見直しと流通の整理)、そして今までのような「良いところ取り」の使い方ではなく、かつてやっていたような「もったいない取り」「木造建築」ををちゃんと知った上で「日本の木」を使っていただきたいと思っています。

・・・・とりあえず本日はここまで。

マジメすぎる・・と言われますが、、これは本当に大事なことですので。これから、ときどき、この「日本の木で造る日本の家」をテーマに記事を書くことにします。お楽しみに。。

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