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2007.12.29

焚き火、野焼き、草刈り、地元産薪ストーブ MACKY君

木材検査で少し無理したせいか。今日は少し調子が悪いです。。ちと頭が重い。
さむーい時には、やっぱりにあたりたい。。
子供の頃は、学校に行く前、家の前で焚き火をして友達を待っていました。
それから、秋から冬にかけては、皆、田んぼで脱穀した籾殻(もみがら)の山に煙突を差して燃やしてましたし、朝方の川原では、ゴミや落ち葉を燃やす叔母さんや叔父さんもいて、朝に焚き火はつきものでした。。
それから、草刈りの後も必ず火を入れて(所謂、野焼き)の根の方を焼きました。。この焼きは結構重要で、草刈りでできるのは、精々上の葉の方で、当然、根に近い部分は刈れませんし、野焼きすることで、マムシなどの駆除や外来種の雑草、葛のようなツルが地にはうタイプの草刈が大変困難な草などに大変有効でした。
↓土手の草刈りの様子。(我が家の裏の川です。)
土手の草刈り

今は、それができなくなってしまったので、草刈り作業は本当に大変です。
ツル系の雑草やバラなどのトゲのある植物がはびこり、草刈り機や鎌にからみつきます。。
おまけに、そのツルの下などを住家にしている、マムシなどが突然現れたりします。
里山では、火を使って自然との調和を図っていたのだと思います。
環境対策とはいえ、里山の野焼きも禁止なのは未だに納得いきません。。ジャングルのとはワケが違う。。除草剤をかけるほうがよっぽど環境に悪い。。
今はを見ること自体が珍しくなってしまいました。
住宅に関しては、「オール電化」になると全く家の中で火を見る所が無くなっています。
家の中にがない・・というのは、この長い歴史の中で日本人の生活では考えられなかったことでしょう。。を見たこと、扱ったことがない子供たちがどんどん増える・・考えると少し怖い感じがします。ですので、オール電化のお宅には、特に、せめて、薪ストーブを。。とオススメしています。
さむーい木材検査の合間の休憩に、製材屋さんの休憩室に行くと、ありました。マッキー。
マッキーといっても槙原さんじゃないですよ。。薪ストーブのMACKY君です。
これは立派な商品名なんです。しかも、国産、静岡産の薪ストーブ。
島田にある大井製作所さんが製造している知る人ぞ知る薪ストーブです。
↓薪ストーブのマッキーくん。あーあったかい。
薪ストーブマッキー

外国産のモノに比べるとメンテや薪の入れ方は少々・・ですが、国産で10万円を切る価格とこのかわいらしさが良いです。。

さて。少し温まったところで。。まだ木材検査はつづく。。やっぱり大掃除と年賀状は無理だ。涙。

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2007.12.28

夜の木材検査 設計者が番付け。

木材検査は梁や桁にとりかかっています。
長いもので6m、大きさは大きいもので30センチ以上はある梁は、並べるだけでも大変です。
こころ(こころ木造建築)での木材検査では、基準は決めてありましたが、設計者3人いれば、それぞれ少しづつ、木の拾い方や決め方が違います。
はじめから部材一本づつに図面上で番号を振っておいて、でてきた番号の材について一本一本検査する場合と、同じ寸法の部材をまとめて発注し、木材検査の現場で番号を振り分ける場合と。。大きく分けてふたつ。
一本拾い、一本検査の場合は、あらかじめ図面上で番付されていますので、検査的には、でてきた番号から順番に良い。悪い。の検査をするので、場所もとりませんし、予定を組みながら検査ができます。この場合、ある程度製材屋さんの方でこちらが期待する材をちゃんと用意してくれる・・ということが前提です。もう検査済みの材と後から出てきた材を入れ替えたいとかいう場合はややこしくなります。
まとめ拾い、振り分け検査の場合は、検査現場で番付けしますので、必要な部材ごと一度はすべて広げてみる必要があります。これはとにかく検査の場所がいりますし、材料をあっちへ、こっちへ移動させながらやりますから、体力勝負です。しかし、できあがりのイメージを持ちながらイメージと違う材を関係ない部分へまわしながら番付けできる・・というメリットがあります。でもあまり昼間からやりますと、場所をとりますので製材屋さんの作業にも影響しますし、一度ひろげてしまったら最後、広げた分は全て決まるまで終われない。。ということになりますので、休日ですとか、夜ですとか。。厳しい環境のもと、行うことが多いです。
私は後者のタイプですので、昨日も結局、諸事情で夕方スタートになってしまいました。
↓検査のため、梁を作業場において、一本一本番付けします。
木材検査の様子

途中、休憩をはさみましたが、終了時間は、夜11:30分。
とにかく。寒い・・。手伝いのスタッフも、最後の方は握力がなくなって、梁を運ぶのも大変でした。。
でも、こんな風にやってると、木は重い。。とか。。暖房はありがたい。。とか。。毛糸の帽子はあったかい。。とか。。ラーメンはやっぱり旨い。。とか。。いろんな事を感じます。
↓休憩には、あったかラーメン。藤枝のココラボ事務所近くの寿蘭(じゅらん)の野菜ラーメン。ラーメンはありがたい。。寿蘭のラーメン

↑やっぱりMY箸運動中。。
まだちょっと梁、桁の検査が残りました。。年末もうひとがんばりです。。。年賀状無理かな。。涙。

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Posted at 12:49 | 天然乾燥材 | COM(0) |
2007.12.27

焼きソバグルメ。 

男性なら、すきな食べ物は??と聞かれて、、「カレー」「麺類」は絶対でしょう。
「麺類」はパスタもあればラーメンも・・でしょうが、無性に「焼きソバ」が食べたくなるときがありまして、、でも、ラーメンはメニューにあっても「焼きソバ」がメニューにある店は少ないでしょう・・。只今、わが社の新アトリエを準備中(新年1/20から新アトリエにて業務開始予定!)なのですが、そこから歩いて数分のところにラーメン屋さんがありまして、最近良く行ってます。。。というか。移転すれば、多分これからずっとお世話になるかと。。
ここがまた、今どきラーメン一杯500円でして、同じ麺類のパスタ系のものは最低でも900円はするのに対し、ラーメンは本当に庶民的です。。
ここの店に、何と「焼きソバ」がありまして、最近のお気に入りです。
静岡では、B級グルメで「富士宮焼きソバ」が有名ですが、一般的には、麺はソースがしみこんで黒くなってます。。ですが、ここのは黒くない。。食べるときに自分でソースをかけて食べるのです。。所謂「塩焼きソバ」にソースをかける・・といった感じでしょうか。。
でも、遠州あたりでは数件、そんな焼きソバをたまにみかけます。。他でもあるんでしょうか。。
↓ソースは食べるときかける・・シンプルな焼きソバ。何と400円!(かがや)
かがやのやきそば

↑割り箸写ってますが、使ってませんよ。。
安いし、あんまりくどくないし、結構沢山食べられる。。400円とは学生価格です。。大盛りで100円プラス。それに、作ってる叔父さんが細くて。人がよさそうな感じがまた良い。。
学生。。といえば、わが母校(掛川西高校)のすぐ近くにもまた、「焼きソバ」メニューのある店があって、ここもたまに行きます。
ここのは、しっかりソース味。プラスたっぷりニンニク入。。お客さんと会うときなどは、正直、絶対行けないくらい、そのニンニクの香りはスゴイです。。がこれがクセになります。
↓しっかり黒く、しっかり海苔。しっかり紅しょうが。。具沢山なのに一杯500円!懐かしい味。(中西屋)
中西屋の焼きソバ

この店の特徴といえば・・メニューもそうですが、店がとにかくちっちゃい。
都会では。めずらしくないかも・・ですが。畳3~4帖ほど、数人しか入れない。しかも。住宅街の真ん中で、人に教えられても、全くわからないような。。知る人ぞ知る。地元の店です。
↓何といってもこの可愛い建物。ぎりぎり「シティさん」が入るスペース有。のれんがかかってるから、何かの店だろう・・とかろうじてわかる。。
中西屋外観

この懐かしい雰囲気が、またそそりますよね。。それにしても。写真見てたらまた食べたくなってしまった。。
麺類探訪の旅はこれからもつづく。。

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2007.12.25

新月伐採とは?

新月伐採とは・・
新月伐採とは、新月・・つまり「お月様」が無い時に木を伐採することです。今では伝説のように思われる事かもしれませんが、林業では、陰暦で「大犯土(おおつち)、小犯土(こつち)」の時期は木を伐ってはいけないと言われていたり、逆にその時期に草刈りをすると刈った草が早く腐る・・とか、竹を伐り出す時は9月の新月の日に伐るのが良い・・とか、昔から同じような事が行われています。
確かに、私の住む地域でも、地区の草刈り日は毎年そのあたりに決まっています。。しかし、ここ数十年の間に林業はもとより、建築業界、木材流通の中では、このことは、ほとんど忘れ去られてしまいました。安い輸入木材が普及し、その価格にあわせるように国内の木材市場価格が下がり、それまでように伐採時期などを考えて出荷していては山から木を出せば出すほど赤字なる・・という悪循環ができあがり、いつの間にか無くなってしまったのです。
↓新月伐採した木材を葉枯らししている山葉枯らしの山

環境意識が高まり、地球温暖化問題などで森林改善が問われ、多額の補助金が投じられる今でも、単に多く木を消費する事だけが着目されています。そして重油を使用した高温の乾燥機械の普及で、さらに伐採時期は関係なくなっています。
なぜ?新月伐採をするのか??なぜ、伐採時期が大事なのか?科学的な根拠や明確な答えはまだまだでていませんが、自然に木を乾燥させる「天然乾燥」の為に新月伐採は、必要不可欠なものになりつつあります。天然乾燥では、2年、3年と本当に永い期間、その木を管理しなくてはなりません。そうした時、新月伐採した木は、比較的、含水率が低いのでその後の乾燥にも有効だといいます。また、葉枯らし期間の山中での虫などの被害も少ないことなどから、新月伐採を積極的に取り入れて木材管理をしています。
天竜で行う「新月伐採」には、いくつかの条件があります。まず伐採は「伐り旬」と言われる9月~2月までの「冬季」に限定。木の成長期である、春、夏に伐採はしないのです。そしてその伐り旬の中でも特に「新月期」と言われる、満月から新月になるまでの2週間だけで伐採を行います。伐採された木は、「葉枯らし乾燥」を最低3ヶ月以上行ってはじめて山から下ろされ、その後最低6ヶ月以上は必ず天然乾燥をします。「冬季伐採」「新月期伐採」「葉枯らし乾燥」この三つの条件がそろった伐採木を「新月材」または「準新月材」として扱っています。ちょうど今、私が家造りに使っている新月材は2005年~2006年の伐採木です。約1年半~2年間の乾燥期間を経ていることになります。
伐採後の切り株

新月伐採やってます・・・というのは最近は良くみかけます。でも100%「新月材」をとりあつかっていて、フツーに取引できるところは、天竜TSドライシステムだけです。
新月伐採やってます・・というのは。。いつもやってるのか?たまにやってるのか?やったことがあるのか?これは、どこも怪しいところが多いです。
TSドライでは、徹底した管理とストックにより、いつでも木材出荷に対応できる体制になっています。

つづく・・。

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はてな?ワード。
■大犯土(おおつち)小犯土(こつち)とは??
陰暦で、大犯土は、庚午(かのえうま)~丙子(ひのえね)までの1週間。小犯土は、戌寅(いぬとら)~甲申(きのえさる)までの1週間。易ではこの期間は土を犯すことは凶とされている。
2007.12.24

和とイルミネーション

藤枝に用事がありまして、こころ庵に久々によりましたらちょっと様子が変わっていました。。
↓こころ庵のウインドーにくっきり浮かぶ格子模様・・・そうです障子がはめられました。
こころ庵の障子

障子ごしの光って、なかなか良いモノです。。キンピカ、ぎらぎらの、イルミネーションとちがって落ち着いた光です。。「和」の光って柔らかな、奥ゆかしい美しさがあります。
奥ゆかしい美しさ・・・といえば、、こころ庵の中では、何と着物を着たみなさまがいらっしゃいました・・・クリスマスのリース教室に参加ついでに着付け体験をした皆さんでした。。
クリスマス着物・・・何かアンバランスのようでもありますが、着物って良いですね。。まさに奥ゆかしい、美しさです。。
↓こころ庵の美しいお嬢様方。(初公開・・さすが京都人のスタッフウメもなかなかにあってますよ。。)
こころ庵では着付け体験ができます。。それに、今なら銘仙のなかなか良い柄が試着できます。。
着物ガールズ

さて、着物のお嬢様方を撮影していると・・縁側の向こう側になにやら青く光る物体が・・。
↓来た時は気がつきませんでしたが、第二東名の高架下あたりにピカピカと光るイルミネーション。。道路公団のイルミネーション

どうも数日前から点灯しているらしく、おそらく、第二東名の工事業者が点けていったのでは・・・という話。。こんな遊びココロある人もいるんだ。。でもなぜ?ここに?という疑問も・・・。まあ、こころ庵の為のイルミネーションと言っても過言ではないでしょう。。
イルミネーションといえば・・藤枝から菊川に帰ってくる途中にお気に入りのイルミネーションがあります。。金谷の商店街。。ちょっと駅前からは外れているんですけれど、、毎年やっているようで。。イルミネーションはどちらかというと、反対派なのですが。。ここの商店街のは、いいんです。。(昔の映画館跡などがあります。。どちらかというと、金谷の職人街と言った方が良いのかも。)
何か人情味というか、あたたかいというか、、障子ごしの光のあたたかさのような優しさが感じられます・・決して、これをやれば、お客さんが倍増する・・とかゆうものではないのだと思います・・でもそこに住んでいる街の人の繋がりや温かさが伝わってくるようで・・この通りを通る時が好きでした。。
↓お正月も使える??和と洋のコラボレーションでイルミネーション!
金谷のイルミネーション

実はここの商店街は、このイルミネーションだけでなく、季節ごとに色んな飾りつけやお祭りがあります。。ここを通る度に、ああ。冬だ。とか。夏だ。。とか季節を感じることができます。
こんな街はずっと残ってもらいたい。。。ずっとね。。
地図はこちら・・・

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2007.12.23

無垢の建具を直します。

暖房をきかせ、家の中が乾燥しはじめると、新築の場合は、新しい無垢の建具が変形する場合があります。1、2年経てば落ち着くのですが、どうしても最初の冬場は部屋として温度差が出やすい部分の境界の建具は反ったりしています。
↓動きが悪くなった障子をほんの少しだけ・・シュッシュッと2、3回だけカンナを
  ・・それでもう動きが良くなりました!
建具を削る

30坪以下の比較的コンパクトでワンルーム的に使用できる家は区画となる建具が少ないので断熱計画しておけばそのようなことは起こりにくいですが、40、50坪ともなると、普段使う部屋と使わない部屋が発生し、どうしても境界の建具に影響がでてきます。
しかし、ここで日本の建具の優秀なところが・・・。
全室暖房という考え方がない日本では、囲炉裏のようにある部屋のみ暖房するか、もしくは、火鉢などのようにその火を各部屋に持ち込む暖のとり方がされていました。また、縁側や土間のような日差しを多く浴びて、火がなくても日中はすごせるような空間を確保しました。そのため、その境界となる建具が変形することは、はじめからわかっていて、もともと変形しても直せる・・そんなつくりになっています。これは、温度差による変形ということだけでなく、地震や地盤の沈下などによる建物の変形も含めてのことだと思われます。
いづれにしろ、襖や障子、板戸などは「カマチ組み」といって木のフレームで構成され、変形についづいしやすく、直しやすい構造になっています。建具の表面に使われる面材も、紙のように張り替えが可能なものにしたり、板の場合ははめ込んでおくだけで動くようになっています。建物や建具の変化、変形に対して有効に考えられたのが日本の「引き戸」なのです。
↓はがれた障子紙もピッピッ。指で水を飛ばす職人技(霧吹きがなくてもOK)あとは糊をつけてハイ。完了。
障子紙に指で水を飛ばす

建具直し自体はほんの数分で終ってしまいました。
同じ無垢の建具でも、カマチ組みでなくフラッシュと言われるような板を両面、糊で張り合わせた構造の建具ですと、予算的には大分助かるのですが、「削る」という行為はできません。実は他のお宅では、一部フラッシュを使っていましたが変形が激しかったため、カマチ組みの建具に作り直すことにしました。
かといって、全てカマチ組みですとなかなかの値段になりますし、実際に生活していただかないとよく使う部屋や温度差がおきやすい部屋がわかりにくいので、正直、難しいところです。
建具職人の顔がわかって、調子が悪くなったとき、対処してもらえる体制にしておくことが一番でしょう。。
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2007.12.22

無垢の家暮らし 薪ストーブの暖かさ。

地球温暖化とはいえ、あたたかな静岡でもさすがに12月末ともなると寒いです。。
今年引渡しをさせていただいたお宅でも、薪ストーブに火を入れはじめました。
暖房がききはじめ、空気が乾燥し、日差しも軒下から入ってくると・・・。
木の梁や柱がパチッパチッと大きな音をたてます。新築してから1年くらいはこの木の音が続きます。。それだけ木が自分の中の水分を発散している証拠です。無垢の家には、エアコンなどで空気を乾燥させるだけの暖房より、ストーブにやかんなどをのせて適度に加湿させながら暖房するのが向いています。
一般の鉄骨やRCの家で、加湿していくと、暖房を止めた後、その水分が残って結露を起こしてしまいます。無垢の木や土壁などに囲まれていると、その水分を吸収し、蓄えておくことができます。また、家の中で火を焚いたり、やかんなどで水分を発散しながらですと、暖房による急激な木材の乾燥をやわらげることもできます。ただ、無垢の家とはいえ、アルミサッシなどにより、今の住宅は気密がある程度高くなっていますので、窓を開けて調整したり、通気口をあけておいたりの換気はやっぱり必要です。いろいろ考えると、薪ストーブは空気も換気してくれますのでなかなか優秀なのです。
↓薪ストーブ(バーモントキャスティング社製イントレビットⅡ)に火がはいりました!同時に調理やお湯も沸かせるスグレモノ。家族もこの火にひきよせられて、集まります。。薪ストーブ

ただ、やはり高価なのが難点。。ストーブ本体はピンキリで安いものは20万円台でもあったりしますが、クッキングストーブなどはそれだけで70万~100万くらいしたりします。。たとえ十万だろうが、70万だろうが、それにプラスする煙突の値段は同じです。煙突だけでも50万位はしてしまいます。(トータル100万くらい。。)
最近では、中国製の安価なものもかなり出回っています。ですが、ストーブを住宅設備のひとつです。家電機器のように壊れたら取り替え、捨てる・・というより、家と一緒に永く使い続けられるもの・・と考えた方が良いでしょう。薪の配給、ストーブや煙突のメンテナンス、防火処置、不完全燃焼のことなどを考えると、新築されたお宅には、ストーブの歴史やノウハウが多いヨーロッパやアメリカ製のストーブメーカー品をつけることをお勧めしています。(良い国産製品もふえてきているようですのでそちらはまだ研究中。。)
灯油の値段高騰で、寒い地方では今、薪ストーブはどんどん売れているようです。
もしかしたら、また「煙突のある家風景」が一般的になってくるのかもしれません。。

現場ででた木材の端材は、薪などとして皆様に無料でお分けしています。必要な方はどうかご連絡を・・・
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2007.12.20

マイ箸 実施中!小料理 輝

建築展の時、浜松の設計仲間のT氏と食事をしているとき、注文した料理が来て、ワタシが割り箸を割とって「いただきまーす。」と食べようとすると・・お隣のT氏がなにやらバックからごそごそと取り出しました。。「むむ。何を・・」と思っていると、なんと取り出したのは「箸」
T氏「マイ箸なんです。。」
やま・・・「す。すごい。。エライ!なんとエコなんだろうー。。」
実際はそれで、木が節約だとか、環境だとか・・には直接は関係ないのかもしれませんが、使い捨てをやめる・・モノを大事にする・・というその「キモチ」がすばらしい!!感動したワタクシは、早速実践することにしています。
昨日は、たまたま袋井方面にいきまして、お昼をどこかで・・と思っていたところ、ふと。数年前にお店の計画のお手伝いをさせていただいたお店が頭に浮かびました。
かれこれもう、3、4年行ってないと思います。。前、数回行ってみようとしましたが、たまたまお休みだったりでそのまま・・・。
昨日はあいていました!ので。ランチを注文。
↓早速マイ箸を取り出し「いただきまーす!」
輝さんの料理とマイ箸

↑この料理、ちょっとした懐石っぽくなっていて「ごはん、みそしる、おしんこ、小鉢料理、茶碗蒸、おさしみ、日替わりオカズ(今回は鳥唐揚げチリソース和え)」が一式ついてなんと¥840(税込)!しかも美味しいです!特に刺身はエエものつかってます・・マイ箸でいただくとさらに美味しくいただきました。。
美味しいのもうれしかったのですが、さらにうれしかったのは・・。
輝主人「山下さん、ご無沙汰してます。。」
なんと何年もお会いしていないのにしっかり覚えていてくださって、しかもお店は昼のすごく忙しい状態なのに話しかけてくださいました。
うれしかったぁ。。正直、忘れてしまっているだろうな。。と思っていましたし、私がお店に入ってから、客席はいっぱいで。忙しそうでしたので。こちらからは特に声は・・と思っていたのですが。
輝主人「まえ、雑誌かなんかで見ましたよ。。何か有名になっちゃうんじゃ。。」
やま「いや。。全くそんなことないです。もう大変で。。輝さん、大繁盛じゃないですか!安いし、美味しいし!」
輝主人「いや、安くしないとお客さんこないんでね。。こっちも大変ですよ。。」
などなどお話をしました。
ご主人、ありがとうございました!また来ます♪お店は袋井の小料理「輝(ひかり)」さん、スパーオカノ袋井の東側のテナントビルにあります。
地図はこちら・・
ちなみに・・スーパーオカノは、修行した事務所で設計をしました。。今は木造ばかりですが、昔は大きな店も設計しました。。これも懐かしい。。

さて、マイ箸運動はさらに続けていきます!キモチを大事に。。

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2007.12.19

設計者がかかわる・・木材検査

新たな物件の木材検査がスタートしました。
まずは、土台からです。天然乾燥の木材は、一本、一本個性が強く、色や節、割れの様子、含水率など、それぞれ違います。これを全てチエックし、設計図上のどこにもってゆくかを検討します。
一般的には、設計者が材料を見るなどとゆうことはあまり無いのかもしれません。梁や柱の組み方や大きさは全て大工さんまかせ・・・というのがほとんどだと思います。図面にしても、おおまかな梁の大きさや組み方をごく簡単に描き、あとは現場の大工さんに任せてしまいます。今はプレカットがほとんどですから、現状から言えば、プレカットCADのオペレータに任せる・・と言った方が良いのかもしれません。
現場の経験や技術によって判断するというのも大変大事なことですが、本当の意味で木造を設計する・・とは、只、外観や内観の意匠的なことを決めることではなく(もちろんそれも含まれますが)いかに、木を活かすか??ということを構造的、意匠的、経済的に判断して決めることだと思っています。
↓土台の検査をしました。4寸(12センチx12センチ)の桧材です。
土台チエック

木の梁をだす。柱をだす。という木造であれば尚更、設計者がその責任としてチエックし、判断することが必要です。特に、国産杉のようにバラツキが多い木は、その判断が本当に難しいところです。節の無い、綺麗な木ばかりでしたらそんな必要も無いのかもしれませんが、あいにく、国産材はそんな生易しいモノではありません。綺麗なモノを使えば、必ず汚いモノが残ります。そして、天然乾燥材ですと、永く寝かしている分だけ、余計に綺麗と汚いの差が出てくるような気がします。「山を大事にしよう。」「国産材を使いましょう。」ということは、綺麗も汚いも、総合的に木を使ってゆくということなのです。構造的に問題がなければ、汚いモノも目立たないところや、その汚さを利用したアイデアで使ってゆく。。そんな判断はなかなか現場の職人さんにはしにくいものですし、大変手間のかかる作業になってしまいます。その結果が、綺麗なモノしか使わない・・国産材離れ・・となってここ数十年続いてしまったのだと思います。
↓材料に番付といわれる番号をつけ、どこにもってゆくか表示します。込み栓などが入る場所、化粧で見える場所、湿気が多い場所などなど、それぞれ材の様子を見ながら判断して番付してゆきます。これを大工さんが見て、さらに材の素性を見ながら加工します。
番付した木材

昔は、木の皮も、枝も、根からてっぺんまで、木は貴重なものとして大事に、有効に使われました。建築の考え方やライフスタイルが変化した今では、また別の考え方やアイデアが必要だと思います。現代にあった木の使い方を考え、導いていけるのは、今は、実際の建物をいちばんイメージできている設計者なのです。
・・・そう思いながら、最近は毎日、木に触れています。

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Posted at 08:52 | 天然乾燥材 | COM(0) |
2007.12.15

「ブリッジのある家」・・木を見せる家づくり10年目

「ブリッジのある家」・・木を見せる家づくり10年目
もうすぐ完成後10年になる家です。
ブリッジのある家_南アプローチ

もともとあった主屋の横に増築という形です。敷地全体は広いのですが、東側に1mほど上がった土地が隣接しており、そこまでの間口はかなり狭い状況でした。
所謂、田舎の脇屋の増築ということになりますが、この隣の1mあがった敷地を見て、ちょっとした発想が浮かびました。・・そのお隣の敷地は、栗や柿、ヤマモモなど、なかなか良い枝ぶりの雑木が生える、なだらかな傾斜の原野になっていて、ちょっと上に上れば・・防風林の上に遠州灘の青いラインが浮かんで見えます。
↓隣の原野から南を見る・・もうちょっと背伸びすれば海(遠州灘)が見えます。
原野から見る

個人の敷地内ですが、ちょっと前に、幼稚園くらいの子供たちが、お弁当を持って遊びに来ていた・・というエピソードがあるくらい、環境の良い所でした。
そこで、新しい家を介して、この敷地や環境を住まい手が取り込めないか・・と考えました。
その考え・・というのが、敷地にブリッジ・・つまり「橋」を架けることです。
↓向かって左が既存の主屋。中央が増築した家。左の生垣の奥に原野が広がります。板を張ったスノコ状の壁は冬場は日光が入るように真ん中は空けています。夏場はブラインド代わり。強い日差しをさえぎります。
橋を架けた家_南側外観

実は、ここの主人の趣味は「とり」。裏庭には自作の「とり小屋」が軒を連ねておりそこにはチャボだのウコッケイだのウズラだの・・朝方はかなりにぎやかい。。狭い間口いっぱいに建物ができてしまうと可愛い「とり」たちに餌もろくにやれなくなってしまう・・ということになり・・南側から何とかしてアプローチできる方法として考えたのもこの「橋」方式でした。この橋をくぐっていけば問題なく裏の敷地に行けます。
↓子供のころ、橋の下で遊んだことありませんか?ここをくぐる時には何となくワクワクします。意外に外用物置きに最適だったりします。
橋の下の風景

原野に対して橋を架ける訳ですから、家の方は、約1m位、床をあげて、高床になっています。高床にしたことで、原野部分が広い庭のように使えますし、南からの通気が素直に抜けてゆきます。
東原野から見る家

そして、何と床下は全て物入になっています。・・完成当初は、本当にいっぱい入るなぁ。。と感じましたが、10年経って、もういっぱいでした。でも有効に使ってくださっています。
↓耐力壁はステンレスのブレースを使って壁を無くし、南から北まで風が通るようにしています。水平ブレースも入れて丈夫にしています。
ステンレスブレース

建物が上がったことでデメリットという部分も確かにあります。。まず、段差。これは、隣の建物との段差ができるので、建物の中に階段室ができています。しかし、この段差は、2世帯住宅ということで、2世帯を分けるる意味でも空間の区切りとして機能しています。
↓既存部分との間にある、階段室。子供たちの遊び場にもなっています。
階段室

そして外部からの視線。敷地の南には道路があり、床が上がることにより、目線に近くなってそのままでは、訪問者には真っ先にリビングの様子が見えてしまいます。。そこで、開放した外壁に板をスノコ状に張って、通気を保持したまま、目隠しにしました。昼間はまったく家の中は見えません。
↓トップライトのある吹き抜けの屋根は、2階に障子を隔てて繋がっています。冬場は障子を閉め、夏場は障子を開けます。トップライトの開け閉めもここからできます。
トップライトと障子

さて、10年前は、「木の梁」をみせる・・だとか、梁や柱の組み方を設計者が考える・・とかは、あまり無い環境でした。でも今よりは、腕の良い大工が、元気に仕事をしていた気がします。その大工さんにも色んなことを教えていただきました。。やっぱ大工はすごい。。そして木を出すと気持ち良い。。と素直に感じた仕事でした。
■ ブリッジのある家データ ■
・家の大きさ:約40坪(床下物入は別)
・家の予算:約2450万(設計費別)
・構造:木造2階建て高床足固め組み(外郭:大壁、筋交い耐力壁・内仕切:真壁、面材耐力壁)

この家の造り方と、その時感じた木の温もりが、ココロの「木の家づくり」に繋がっています。

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