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2009.02.15

農協のリユース(再利用)あとの公民館

先日、地元の新しい公民館の披露式に出席してきました。
この公民館は、新しく建てたワケではありません。実は、もとは農協の建物なのです。
市内にいくつかあった農協の支店は統一化で各支店はとりこわし・・・そんな流れの中で、ここの建物だけはちょっとちがっていました。
もともと、地区の公民館は、この農協さんのお隣でした。
農協撤退のとき、この土地を地区で買い取ることになりました。そして、この建物も本来ならば、取り壊し・・・というコトになるのですが、当時(2年前)の自治役員の皆さんが、どうにか、建物を利用できないか・・・ということで農協さんと交渉をしたのです。
壊せば・・大きなゴミ。解体だけで数百万、かかるでしょう。
農協建物
↑リユースされた元農協の建物。塗り替えられた看板は、地域の方が描いてくれました。
この農協の土地は、むかしむかし、旧川上村の役場があった場所でした。(私は生まれてません。祖母に聞いた話。)ですので地域の住民の、この土地に対する思い入れもあったのかもしれません。
とはいえ、農協=銀行の建物から、公民館=集会場として使用するのには、「用途変更」の申請をしなくてはなりませんでした。また使用するとしても、当然、銀行の形態そのままでは使いにくいので、リフォームも兼ねて、工事が行われました。
ウチ「こころ」は、木造や古民家の再生だけ?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、こんな建物の有効利用にもかかわっています。
実は工事途中、こんな大問題もありました。
↓何と、壁を撤去したところ、重要な柱の根元が、長年の浸水で腐食し、鉄骨の肉厚も薄くなって危険な状態になっていたのです。
柱の根元
古い木造家屋では良くあることですが、民家再生では、「根つぎ」といわれる方法で取替えをします・・これが木造の良いところ・・なのですが、鉄骨ではもうどうしようもありません。。その場で切断して、溶接・・なんて大工事、下手をすれば、そこだけで建物全体の解体費用になってしまいかねません。
いろいろ考えた末、家屋の基礎の割れ、や補強に使用する「炭素繊維」を使うことにしました。
幸いにも、腐食はしていても、まだ肉厚はある程度残っていましたので、錆を取り払い、錆止めを行った上で、柱の周囲を炭素繊維でガチガチに固めました。その後、根巻きのコンクリートを打ちました。これで何とか・・・費用は、はるかに安くすみました。
↓柱を炭素繊維で固めた様子。
柱の補修
さていろいろ、ありましたが、無事、完成の運びとなりました。。
↓披露式では、感謝状とお赤飯をいただきました!住民の皆様、ありがとうございました!
感謝状
↑あ。このお赤飯、旧小笠町にある「小島屋」さんのです。美味しいですよ。。ホントに。
前にも、この近くの木造公民館をやらせていただいたときに、感謝状と赤飯をいただきました。
公共の大きな物件は、なかなかやらせてもらえませんが、地元の大事な仕事をやらせていただくのは、本当にありがたい。ありがたい。
ま。私もここの一住民ですので、これから大事に使っていきたいと思います。

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