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2007.12.25

新月伐採とは?

新月伐採とは・・
新月伐採とは、新月・・つまり「お月様」が無い時に木を伐採することです。今では伝説のように思われる事かもしれませんが、林業では、陰暦で「大犯土(おおつち)、小犯土(こつち)」の時期は木を伐ってはいけないと言われていたり、逆にその時期に草刈りをすると刈った草が早く腐る・・とか、竹を伐り出す時は9月の新月の日に伐るのが良い・・とか、昔から同じような事が行われています。
確かに、私の住む地域でも、地区の草刈り日は毎年そのあたりに決まっています。。しかし、ここ数十年の間に林業はもとより、建築業界、木材流通の中では、このことは、ほとんど忘れ去られてしまいました。安い輸入木材が普及し、その価格にあわせるように国内の木材市場価格が下がり、それまでように伐採時期などを考えて出荷していては山から木を出せば出すほど赤字なる・・という悪循環ができあがり、いつの間にか無くなってしまったのです。
↓新月伐採した木材を葉枯らししている山葉枯らしの山

環境意識が高まり、地球温暖化問題などで森林改善が問われ、多額の補助金が投じられる今でも、単に多く木を消費する事だけが着目されています。そして重油を使用した高温の乾燥機械の普及で、さらに伐採時期は関係なくなっています。
なぜ?新月伐採をするのか??なぜ、伐採時期が大事なのか?科学的な根拠や明確な答えはまだまだでていませんが、自然に木を乾燥させる「天然乾燥」の為に新月伐採は、必要不可欠なものになりつつあります。天然乾燥では、2年、3年と本当に永い期間、その木を管理しなくてはなりません。そうした時、新月伐採した木は、比較的、含水率が低いのでその後の乾燥にも有効だといいます。また、葉枯らし期間の山中での虫などの被害も少ないことなどから、新月伐採を積極的に取り入れて木材管理をしています。
天竜で行う「新月伐採」には、いくつかの条件があります。まず伐採は「伐り旬」と言われる9月~2月までの「冬季」に限定。木の成長期である、春、夏に伐採はしないのです。そしてその伐り旬の中でも特に「新月期」と言われる、満月から新月になるまでの2週間だけで伐採を行います。伐採された木は、「葉枯らし乾燥」を最低3ヶ月以上行ってはじめて山から下ろされ、その後最低6ヶ月以上は必ず天然乾燥をします。「冬季伐採」「新月期伐採」「葉枯らし乾燥」この三つの条件がそろった伐採木を「新月材」または「準新月材」として扱っています。ちょうど今、私が家造りに使っている新月材は2005年~2006年の伐採木です。約1年半~2年間の乾燥期間を経ていることになります。
伐採後の切り株

新月伐採やってます・・・というのは最近は良くみかけます。でも100%「新月材」をとりあつかっていて、フツーに取引できるところは、天竜TSドライシステムだけです。
新月伐採やってます・・というのは。。いつもやってるのか?たまにやってるのか?やったことがあるのか?これは、どこも怪しいところが多いです。
TSドライでは、徹底した管理とストックにより、いつでも木材出荷に対応できる体制になっています。

つづく・・。

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■大犯土(おおつち)小犯土(こつち)とは??
陰暦で、大犯土は、庚午(かのえうま)~丙子(ひのえね)までの1週間。小犯土は、戌寅(いぬとら)~甲申(きのえさる)までの1週間。易ではこの期間は土を犯すことは凶とされている。
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