2007.11.07

民家の学校 林業体験2日間 2日目

林業体験2日目は、朝早くから山に入り・・と思ったのですが、
車で山中を移動する時間が思いのほか、時間がかかり、現場まで2時間近くかかってしまいました。それでも約2時間の間伐体験をしました。
伐採にはまず、受け口という切倒す方向に向けて角度45度の口をあけます。その後、反対側に追い口という木を倒すための切り口をまっすぐ鋸で入れてゆきます。そして、その追い口に楔をいれ、トーン、トーンとたたいてゆくとユックリ幹が倒れてゆきます。。今はすべてチェーンソーで作業をしますが昔はヨキ(手斧)と手鋸でやっていたそうです。
↓昔ながらに受け口を斧で・・・これが難しい!
林業体験

間伐といっても昔からおこなれる劣勢木(悪い木、細い木など)ばかりを伐採するのではなく、ある程度太くて商品になりそうな木も伐る方法をとりました。これは、各山主さんの考え方にもよるようで、特にヒノキ林の場合は、現在は単価が高いので伐れば多少、お金になり、山から出す費用も捻出できるのですが、逆に杉は、かなり単価が下がっているので従来の悪い木を伐る方法をとる方針なのだそうです。
当然、受講生は伐採体験は初めての人ばかり、しかし、一本木を伐ると・・「木を伐ると日が差し込んでホントに明るくなるんだねぇ・・」と間伐によって森が明るくなることを実感。。時間は短かったのですが全部で17本の木を伐ることができました。
守屋さんの話にもあったように、昔はこの間伐で出た細い丸太も需要があり、そこから山の維持費用がでたらしいのですが、今の杉林は出せば出すほど赤字になる・・かといってそのまま放置しておけば、山が荒れ、治山治水にならない。。そんなふうに山の実情はどんどん変わっていることを少しだけ肌で感じることができたような気がしました。
ひと汗かいた後は、お楽しみの昼ごはん。近くの伐採現場で榊原商店のおねーさん方が作ってくださった山の幸(ししなべ、しいたけ焼き、アマゴ焼き)と朝、スタッフで握ったおにぎり。。山で食べるのはホント美味しい!
山で食事

↓食事の場所は伐採現場・・その前方にはこんなすばらしい眺めが・・。
山の途中に線のように見えるのが、林道。。昔はこれもなく、いちばん下から苗木を背負って山頂まで行ったそうです。
天竜美林

↓その場で焼く、しいたけ。なんでこんなに美味しいのでしょう。。
したけ焼き

食事の後は、主伐の見学。。樹齢80年の桧をトレサビりティーの方法で伐採。
主伐見学

最後に、ちゃんと管理するとこんな山になる・・・という山を見学。。下草が生え、大きく枝を伸ばした太い桧と明るくて綺麗な山を見て皆、感心していました。
↓TSドライで管理している山(チルチン人でも特集された)
明るい森

あっという間の2日間でした。が、いつも行っているユーザー向けの伐採より、今回は本当に自分自身も勉強になることが多かったです。そして改めて、山のためにやることとは。。自分が今できることとは。。を考えさせられました。
参加の受講生の皆さん、スタッフの皆さん、協力していただいたTSドライの皆さん、本当にお疲れ様でした。。そして、ありがとうございました。
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