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2008.11.16

フラットベット基礎現場

進行中の基礎現場です。
ここ数年、このカタチ。フラットベット基礎を基本にした家の設計ばかりをやっています。
だいたい、はじめての基礎屋は嫌がります。。今回は、はじめての基礎屋さんですのでちょっと戸惑いながらのスタートでした・・・ですが出来上がると大体は、これくらいやらないとね。。と言ってくださいます。基礎梁が通ってしっかり鉄筋が通るので、コンクリート打ちの時、鉄筋がたわむ(へこむ)ことが無く、コンクリート打ち作業をしているとそれがわかるからです。
フラットベット基礎

ベタ基礎の良い所は、建物のベースを一体にできることです。そしてフラットベットは、コンクリート一回打ちという方法でまさに基礎全体を一体にできる方法として、積極的に採用しています。

よく古い家で床の一部がへこんだり、ベコッとさがったりしています。床下を見ると、床を支える束が浮いている状態だったりします。何らかの原因で床下の地面が沈下しているのです。
ベタ基礎でしたら、支えとなる束が下がることはありません。
しかし、基礎を鉄骨や鉄筋造と同じように構造的な梁としてみると、梁としての役割は、梁の高さを確保できるので一般の布基礎の方が強いモノになります。
大事なことは、ベタ基礎なら、基礎全体でもたせること・・・そのためには、しっかりした太さの鉄筋をしっかり組んで、一発で固める・・・これがフラットベットです。
でも、いろんな工夫がいりますので、コストは上がります。。

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